保守・サービス

静止器(変圧器、コンデンサ等)に関する質問

計器用変成器・変流器

■一般

Q:全モールド形は対応できるか?
A:3〜6kV級では、コイルモールド形(鉄心露出形)が多く採用されています。実用上はコイルモールド形で支障ないことから、コイルモールド形の採用をお奨めします。

Q:確度階級1P(比誤差±1%)のVTを3P(±3%)として使用し、負担500VAまで使用できるものはあるか。また、200VA定格のVTを使用できないか?
A:負担500VAまで使用できるVTはありません。
200VA定格のVTに500VAの負荷をつなぐと、電流が増します。そのために内部インピーダンスによる電圧降下が生じ、誤差が増大します。結果、確度階級3Pは保証できません。
また、電流が2.5倍となるため、温度上昇が過大となり、焼損する可能性があります。

Q:V-E6EP1の制限負荷容量は?
A:連続負荷で、400VA となります。
<制限負荷容量>
VTを試験用・制御用電源として使用する場合は、定格負荷を超えるため、温度上昇が問題になります。この温度上昇値が規格に定める限度内の負荷を『制限負荷』と言います。
なお、この場合の誤差特性は保証できません。

■接地形計器用変圧器(EVT)

Q:確度階級『1P/3G』とは何か?
A:誤差を表わします。(JEC-1201規定)
  • 1P:一般保護継電器用で二次電圧の誤差を言います。
  • 3G:地絡保護継電器用で三次電圧の誤差を言います。

Q:VTZ-E3EP1に耐電圧試験で1次側に13000Vを印加したところ、一次側接地端子と対地間に火花が出た。EVTの修理はできるか?
A:EVTは、段絶縁構造をとり、1次接地端子と外箱間の交流耐電圧値は、2kV 1分間となります。
耐電圧試験時には、EVTは回路から外す必要があります。内部で絶縁破壊が起きている可能性がありますので、その場合修理は不可能となり、製品の交換が必要です。

■変流器(CT)

Q:新JIS対応のCTはあるか?
A:JIS C 4620付属書のCT 25VA、40VA品を製作しています。(詳細はカタログをご覧ください。)

Q:A-E6A1で15:5Aは製作できるか?
A:次の仕様のものは、製作可能です。
  50,60HZ  15:5A  40VA  1PS級 40倍 n>10  6.9KV  22/60KV

Q:A-E6C:銘板表示に過電流定数はあるか?
A:あります。
但し、規格に標準として示されています最小の n>5 の保証が出来ないため n>− と表示しています。(実力は n>3 となります。)

Q:CTの飽和開始電圧とは?
A:JEC-1201によると、『励磁電圧を10%増加させたとき励磁電流が50%増加するときの励磁電圧』と規定されています。おもに、差動継電器用に使用しますCTに要求されます。
製品の呼び方の例
  • 0.1PL600R2の意味
  •  励磁電流 :0.1A
  •  飽和開始電圧:600V以上
  •  二次巻線抵抗:2Ω以下 となります。

Q:CTの耐電圧試験時、CT2次保護抵抗器(抵抗器:SPR-3A)は外す必要はあるか?
A:
回路図 SPR-3Aは、端子バンド間4000V 1分間の耐電圧を有しますので、外す必要はありません。
ただし、耐電圧試験時にアースを外す必要はあります。

Q:コンデンサによるCTの2次回路サージ対策について?
A:6/3kV受配電回路、電動機回路において直列リアクトルを備えない電力用コンデンサの回路投入時、線路側主回路には2kA〜数kA,数kHz〜数10kHzの高周波尖頭波電流が流れます。
(1)対策を必要とする回路
回路図
  1. 直列リアクトルを有しない単独のコンデンサ回路のCT二次(図1)
  2. コンデンサ相互間を結ぶ主回路に接続されるCT二次(図2)
  3. 電動機とコンデンサとが並列に接続されている回路のCT二次(図3)
(2)対策
回路図CT二次回路にサージ吸収用に保安器(LA)を接続します。CT二次端の接地相と他の相との間に保安器(LA)を接続します。

■零相変流器(ZCT)

Q:ZCTに3Cケーブル2本を貫通させても問題ないか?
A:2本通してはいけません。

Q:200mA/1.5mAのAZ-ECAの誤差は?
A:200mA入力で、1.2mA〜1.8mAとなります。(JEC-1201のH級)

■低圧変流器

Q:600:5Aの補助CTとして標準の10:5Aを−次、二次逆に使いたいが問題ないか?
A:10:5AのCTを逆に使い、5:10Aとすることは、誤差がでるため、二次コイルを巻き戻して変成比を調整する必要があるためできません。6000:10A,5:10AのCTを新製することはできます。
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