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静止器(変圧器、コンデンサ等)に関する質問

コンデンサ

コンデンサのQ&Aを区分ごとにまとめてあります。該当するものを下記より選択してください。

■一般

Q:50Hzコンデンサを60Hz地区で使用できるか。またこの逆は?
A:50Hzコンデンサの60Hz地区での使用は、容量および損失が1.2倍となるためにできません。
60Hzコンデンサの50Hz地区での使用できる(但し容量は1/1.2倍となる。)

Q:SCで使用している油の種類は?
A:
  • SRTR → PCB使用
  • ORTR → 鉱油使用
  • BRTR → 合成油使用(PCB油ではない)
  • ERTR → 合成油(PCB油ではない)
  • CRTR → 植物油(PCB油ではない)

Q:PCB入りコンデンサを新品の鉱油入と交換した。旧品の処置をどうしたらよいか?
A:メーカーで引取ることはできません。国が定めた処理施設で適切に処理することになっています。それまでは、客先で適切な方法で安全な場所に保管していただくことになっています。

Q:進み電流で使用した場合どのような悪い影響があるか?進み電流:進み力率?
A:次のことが考えられます。
コンデンサ設置点の電圧が送電端よりも上昇し、接続されている機器が過負荷になったり、絶縁が脅かされる。

Q:力率改善のためのコンデンサの容量計算式は?
A:
計算式
  • COSφ1:力率改善前の力率
  • COSφ2:力率改善後の力率
  • Q  :力率をcosφ1からcos2に改善するためのコンデンサの容量(kvar)
  • P  :消費電力(kW)

Q:コンデンサの静電容量は?
A:静電容量Cは,、次式で計算されます。
C=Q/(2πfV)×10(μF)
  • Q:定格容量(kvar)
  • f:定格周波数(Hz)
  • V:定格電圧(kV)
  • (例)100kvar-6.6kV-50Hz(内部結線がY結線の場合)
  •  C=100/(2π×50×6600)×10
  •   =7.31(μF)

Q:コンデンサの耐塩ブッシングは生産できるか?
A:標準対応ではありませんが、耐塩ブッシングの生産は可能です。

■適用

Q:変圧器容量に対するコンデンサ容量の選定方法は?
A:負荷容量と力率によりコンデンサ容量を決定しますが、一般的には変圧器容量の1/4〜1/3としています。

Q:標準コンデンサは重汚損地区へ適用できるか?
A:3kVは適用できる。 0.35mg/cm(重汚損)
6kVは適用できない。0.1mg/cm(軽汚損)

■8%,13%SR付き

Q:8%,13%リアクトル付コンデンサとは?
A:6%リアクトルの他に8%,13%リアクトルが設置されるケースがあります。これは主に高調波による障害からコンデンサおよびリアクトルを守るためのものであり、発注の際には次の点にご注意ください。
  1. リアクトルおよびコンデンサは、特殊設計となるため標準品の使用はできません。
  2. 高調波抑制効果は、相対的なものであり、著しく歪んでいる系銃では問題が残ります。

Q:コンデンサ用直列リアクトルを13%で使用したい。定格容量、定格電圧は?
A:L=8%,13%のときのSC,SRの定格は、カタログをご覧ください。
計算式は下記となります。
  • コンデンサ定格電圧(Vc)
  •  Vc=V・(1−0.01×α)
  • 定格容量(kvarc)
  •  kvarc=kvar・(l−0.01×α)
  • リアクトル定格電圧(VL)
  •  VL=0.01×α×Vc/√3
  • 定格容量(kvarL)
  •  kvarL=0.01×α×kvarc
  •   V:回路電圧,α:直列リアクトルの容量(%)
  •  
  • (例)回路電圧6.6kV、コンデンサ設備の出力がl00kvarで、13%リアクトルを使用する場合
  •  コンデンサ定格電圧=6.6/(1-0.0l×13) = 7.59kV
  •  定格容量=100/(1-0.0l×13) = l15kvar
  •  リアクトル定格電圧=0.0l×13×7.59/√3 = 569V
  •  定格容量=0.01x13x115 = l5kvar

Q:3組のl00kvarコンデンサの内、1組だけ13%リアクトル付とした場合の問題点は?
A:高調波成分が少ない場合は、特に問題はありません。
高調波成分により問題が生ずる場合は、6%リアクトルを使用した分路への高調波流入量の増加によるリアクトルの過熱、回路共振による過熱等の問題が発生する可能性がありますので、全て13%リアクトル付に交換することを推奨いたします。

■保護接点

Q:コンデンサの保護用接点は自己保持するか?
A:自己保持しません。

Q:コンデンサの内部圧力保護接点でLBSをTripさせたいが問題あるか?
A:LBSは過大な電流をしゃ断することができません。
従って、保護接点の動作時点での事故電流が短絡事故相当の場合、しゃ断失敗のおそれがあります。
原則的に、接点信号はしゃ断器のTripまたは警報に利用することをお奨めします。

■放電抵抗・放電コイル

Q:コンデンサの放電抵抗直は?
A:残留電圧値が5分以内に50V以下となるような値になっています。

Q:コンデンサに内蔵している放電抵抗をDCRというが、DCRとは何の略か?
A:DisCharge Resistor の略です。
なお、放電コイル(DisCharge coil)は『DCC』と略します。

Q:コンデンサの放電コイルの適用区分は?
A:放電コイルとして計器用変圧器を使用しています。
コンデンサの容量区分 / 適用計器変圧器
  • 3.3kV 〜600kvar / V-E3Cx2台
  • 3.3kV 600kvar超過〜l000kvar / VT-E3Exl台
  • 6.6kV 〜600kvar / V-E6Cx2台
  • 6.6kV600kvar超過〜l000kvar / VT-E6Ex1台
上記適用において、5秒間隔で連続5回の開閉を行った時は6時間程度の休止が必要となります。

■ガス封入式

Q:ガス封入式コンデンサとは?
A:内部絶縁に油を使用せず、SF6ガスまたは窒素ガスを封入したコンデンサをいいます。
また、SF6ガスとレジンの複合絶縁で構成される乾式コンデンサもあります。
弊社では現在製作していません。

■ソリジコン

Q:ソリジコンRDS140C-S1500PFは扱っているか?
A:以前は、製造していましたが、現在は製造していません。
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