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トップランナー変圧器第三次判断基準への対応について
2024-05-09
東芝産業機器システム株式会社
配電機器事業部 企画部
営業推進担当
拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は東芝配電機器をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
当社は、エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)に基づき、2026年度に制度が開始されますトップランナー変圧器の第三次判断基準に向け、開発を進めております。
東芝グループの経営理念である「人と、地球の、明日ために。」の主文の元、世の中に不可欠な価値の安定供給を通して、多様な社会インフラを支え、カーボンニュートラルとインフラレジリエンスを推進しています。
引き続き東芝配電機器のご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
1.トップランナー変圧器第三次判断基準の開始時期
油入変圧器、モールド変圧器ともに、第三次判断基準の目標年度は2026年度です。
変圧器の製造または輸入を行う事業者は、2026年4月より、現在のトップランナー変圧器2014を出荷することができなくなります。
2.対象範囲
対象範囲は現在のトップランナー変圧器2014と変更はありません。
3.第三次判断基準のエネルギー消費効率
現行のトップランナー制度における変圧器の基準では、種別、相数、定格周波数、定格容量、標準仕様又は標準仕様状態で使用しないものの5つの要素により区分が分けられており、それぞれの組み合わせにより全24区分(標準仕様12区分、準標準仕様12区分)に分かれています。それぞれの区分毎に新基準のエネルギー消費効率の算定式が定められます。なお、基準負荷率は広範囲の負荷率に対して効果的に損失低減を図るために500kVA以下は40%、500kVA超過は50%としており、現在のトップランナー変圧器2014から変更ありません。
参考文献:
・一般社団法人 日本電機工業会 発行 「トップランナー変圧器 第三次判断基準」 チラシ
以上
※印刷用ファイルはこちらになります。(PDF形式、482KB)