トリップの一次診断
診断の流れ
トリップの一次診断 TOP
- 過電流トリップ(OC1,OC2,OC3)、過電流アラーム(C)が発生
- 過負荷トリップ(OL1,OL2)、過負荷アラームが発生
- 過電圧トリップ(OP1,OP2,OP3)が発生
- その他のトリップやアラーム
- 電源を入れても本体パネルの画面表示が出ない
- 運転指令や周波数指令を入れても運転しない
- インバータを導入して発生したトラブル
インバータの電源の発電機が発熱・破損している [詳細]
インバータの電源として発電機を使用する場合、発電機容量に注意し、かつオプションのリアクトルを設置してください。
・インバータの定格出力容量の3倍以上
・インバータに入力リアクトル,直流リアクトルを設置
発電機は、インバータから発生する高調波電流により、損傷する可能性があります。
発電機にインバータを接続する場合、発電機の許容等価逆相電流を超えないように、発電機容量のアップおよびインバータに高調波対策が必要です。
また、加速時間が短いなど、電源に負担をかけるような使用方法では、発電機の出力電圧低下が発生します。
インバータには寿命がありますので、計画的に更新をお願いします。
一般社団法人 日本電機工業会 パンフレット
「汎用インバータの更新は計画的に」(PDF:464KB)