トリップの一次診断
診断の流れ
トリップの一次診断 TOP
- 過電流トリップ(OC1,OC2,OC3)、過電流アラーム(C)が発生
- 過負荷トリップ(OL1,OL2)、過負荷アラームが発生
- 過電圧トリップ(OP1,OP2,OP3)が発生
- その他のトリップやアラーム
- 電源を入れても本体パネルの画面表示が出ない
- 運転指令や周波数指令を入れても運転しない
- インバータを導入して発生したトラブル
三相400V入力機種の場合 [詳細]
インバータでモータを駆動する場合、インバータ主回路素子のスイッチングとインバータとモータ間ケーブルによる反射共振により、モータ端サージ電圧(インバータサージ)が発生します。
特に絶縁強度に余裕が少ない400V入力機種ではモータ巻線の絶縁劣化を引き起こす場合があります。
この場合、モータ端サージ抑制フィルタの設置が必要となります。
インバータには寿命がありますので、計画的に更新をお願いします。
一般社団法人 日本電機工業会 パンフレット
「汎用インバータの更新は計画的に」(PDF:464KB)