トリップの一次診断
診断の流れ
トリップの一次診断 TOP
- 過電流トリップ(OC1,OC2,OC3)、過電流アラーム(C)が発生
- 過負荷トリップ(OL1,OL2)、過負荷アラームが発生
- 過電圧トリップ(OP1,OP2,OP3)が発生
- その他のトリップやアラーム
- 電源を入れても本体パネルの画面表示が出ない
- 運転指令や周波数指令を入れても運転しない
- インバータを導入して発生したトラブル
インバータ出力側のCT、電流計が焼損 [詳細]
インバータ出力電流を検出するために外部にCT と電流計を接続する場合、漏れ電流の高周波成分によってCTや電流計が焼損することがあります。
配線長が長い(50m 以上)場合や、モータの定格電流が小さい(数A 以下)機種、特に400V クラスの小容量(3.7kW 以下)機種では、モータの定格電流に対する漏れ電流の割合が大きくなるため、外部に接続のCT を通じて電流計に高周波成分が重畳され、電流計の焼損が発生しやすくなります。
インバータの制御回路のメータ出力端子(FM/AM端子)をご利用ください。
インバータには寿命がありますので、計画的に更新をお願いします。
一般社団法人 日本電機工業会 パンフレット
「汎用インバータの更新は計画的に」(PDF:464KB)