よくあるご質問(インバータFAQ)
インバータの入力電流がアンバランスする
- 共通
- VF-AS3J
- VF-AS3
- VF-AS1
- VF-PS1
- VF-S15
- VF-S11
- VF-FS1
- VF-nC3
- VF-nC1
対象機種:共通
インバータの入力電流は、次の状態でアンバランスになることがあります。
■インバータ容量に比べて、電源トランスの容量が大きい場合(10倍以上)
⇒対策として、入力リアクトル(ACL)を設置してください。
■無負荷運転時に入力電流アンバランスとなる場合
⇒インバータに負荷がかかる(出力電流が増える)と、平衡する方向に向かいます。特に対策は必要ありません。
入力電流がアンバランスとなるのは、電源インピーダンス(電源トランス,配線,インバータ内部の整流器)のばらつきによるものです。
電源トランスに対してインバータ容量が小さいと、電源トランスにとって軽負荷状態になり、電流が流れにくくなる相が発生します。通常、電源トランスにとって負荷量が増加するか、配線のインピーダンスが増加(入力リアクトルを設置)すると、アンバランスが解消します。