よくあるご質問(インバータFAQ)
インバータ電源遮断で、4-20mA入力の断線が検出される
対象機種:VF-PS1
DCS(生産制御システム)などから、インバータへ4-20mA入力を行なっている場合、インバータの電源を遮断すると、DCS側で4-20mA断線検出やインバータ電源投入時にE-10(アナログ入力端子過電圧故障)が働く場合があります。
この場合、以下いずれかの対策を実施ください。
1. シーケンスにて対応する方法
インバータ電源入り切りの際は、シーケンサの4-20mA出力も同時に入り切りするなどのインターロックを設け、断線検出機能が動作しないようにしてください。
2. 制御電源を使用する方法
制御電源バックアップオプション(CPS002Z)を使用し、制御電源が常時入力されるようにしてください。
なお、外部に24Vdc-1.05Aの電源がある場合は、+SU - CC端子間に接続すれば、オプションは不要となります。
3. 抵抗器を外部に接続する方法
制御端子のVI/II - CCA端子間に1/2W-400Ω 又は 470Ωの抵抗器を接続し、下記のパラメータを設定してください。(電圧入力の設定でご使用ください。)
F108(アナログVI/II 入力電圧/電流切換え)=0(電圧入力:標準出荷設定)
F201(VI/II 入力ポイント1の設定)=
20%(500Ωの場合)
19%(470Ωの場合)
F203(VI/II 入力ポイント2の設定)=
98%(500Ωの場合)
93%(470Ωの場合)