よくあるご質問(インバータFAQ)
制動抵抗器を接続する場合の接続、パラメータ設定
対象機種:VF-AS1
取扱説明書 (E6581300): E-36~41
制動抵抗器は、短時間での減速(急制動)や一定速運転中に回生(注)となる場合に設置します。
■配線
制動抵抗器は、PA端子,PB端子間に配線してください。
■関連パラメータ
・PB(発電制動選択)
1:発電制動あり,制動抵抗器過負荷検出あり
2:発電制動あり,制動抵抗器過負荷検出なし
標準オプション以外の制動抵抗器を使用する場合、以下を設定してください。
・PBr(制動抵抗値):設定単位 Ω
制動抵抗器の抵抗値を設定します
・PBCP(制動抵抗容量):設定単位 kW
制動抵抗器の定格容量を設定します
連続回生などの高頻度の回生の場合、制動抵抗器の「連続許容容量」を設定してください。
オプション品の値は、カタログ,取扱説明書を参照してください
・F639(制動抵抗過負荷時間)
制動抵抗器の種類(材質)により、設定が異なります。
セメント抵抗器(PBRシリーズ)の場合:5秒
グリッド抵抗器(DGPシリーズ)の場合:10秒
注:
モータが外力により回されることで、モータが発電機状態になりインバータに電力が戻される状態です。
回生電力が多いと、インバータ内部電圧が上昇し、OP1(加速中過電圧トリップ),OP2(減速中過電圧トリップ),OP3(一定速運転中過電圧トリップ)が発生します。
注2:
400V-200kW以上の機種の場合、制動ユニット(PB7シリーズが必要です。)