UPS(無停電電源装置)の保守点検

UPS(無停電電源装置)には小形シール鉛バッテリが多く使用されています。

機種や使用環境(温度など)にもよりますが、3~5年を目安として必ず交換していただくようお願いいたします。

寿命が尽きたバッテリを使用していると、電源の瞬時停電などが発生したときに、UPSの出力が止まりデータの消失など取り返しがつかなくなります。

さらに、そのまま使用するとバッテリの容器が割れ中の液が漏れたり、異臭・発煙・発火などの二次障害を引き起こす原因となりますので、寿命が尽きる前に交換をお願いします。

1年に1度の定期点検と計画的なバッテリ交換で、UPSをいつでもフレッシュに維持くださいますようお願いします。

保守点検のポイント

  • 年1回の定期点検
  • バッテリ、冷却ファンの点検・交換
  • 故障の原因調査と修理
  • オーバーホール、リプレースの実施

小形UPSのイメージ小形UPSのイメージ小形UPSのイメージ

点検項目

  • LED表示
  • 入出力電圧・電流
  • バイパス運転
  • バッテリ、CHG、出力電圧
  • 冷却ファン
  • 切換特性(停電-復電)

交換部品

小形UPSの部品交換の目安です。
バッテリ 約3~5年
冷却ファン 約3年

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