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保護継電器
誘導円板形及び誘導円筒形、更に一部の静止形保護継電器の後継機種として、アナログ形からディジタル形への移行と共に高精度の信頼性を実現し、既設品の代替化に寄与しています。
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保護継電器とは
保護継電器とは、電力系統に発生する過負荷、短絡故障、地絡故障などの異常現象を検出し、正常な系統・機器に波及することを最小現に止める目的で使用されます。東芝ではフィールドで多数使用されているNシリーズと、電力会社様でも採用実績のある高機能形のVシリーズをラインアップしています。
特 長
- 16ビットCPUを採用した高性能ディジタル継電器
- 固定形と内部要素引出形の2種類のラインアップ(Nシリーズ)
- 既設互換性のあるケースを採用(Vシリーズ)
- 自己監視機能により高信頼性を実現
- 豊富なアクセサリでシーケンスチェックや旧シリーズとの交換が容易
16ビットCPUを採用した高性能ディジタル継電器
16ビットCPUを使用したディジタル形とすることで出力用補助リレー以外の機構部を無くし機能の充実を実現しています。
固定形と内部要素引出形の2種類のラインアップ(Nシリーズ)
Nシリーズは、モールドケースを小形・軽量化し、盤の縮小化に寄与しています。ケースを配電盤に取り付けたまま内部要素だけを取り出すことも可能です。
既設互換性のあるケースを採用(Vシリーズ)
Vシリーズ保護継電器は誘導形継電器と同じ引出し形構造のケース(Dケース)を使用しており、容易に更新を可能としています。
自己監視機能により高信頼性を実現
自己監視機能(N,Vシリーズ)及び相互監視機能(Vシリーズ)を有しており、異常発生時に継電器出力をハード的にロックする機能を有しております。
主な自己監視機能
・プログラム暴走監視
・メモリー監視
・A/D変換精度監視
・継電器出力監視
・CPU相互監視
・電源電圧監視(PAL)
※その他詳細な自己監視機能についてはカタログをご確認下さい
豊富なアクセサリでシーケンスチェックや旧シリーズとの交換が容易
動作手順での制御に加え、オプション付属品の制御ピン・プラグを使用する事により強制制御によるシーケンスのチェックが簡単に行えます。
また、Nシリーズでは旧シリーズとの取付互換アタッチメントパネルを使用する事で、交換が容易に行えます。
採用メリット
点検・確認が容易
内部要素を引き出すだけで点検・確認が可能です。
お手持ちの予備品があれば差替える事により運用を継続する事ができます。
盤加工が不要
Vシリーズは既設誘導形と互換性のある機種のラインアップ。電源などの追加端子のためケースごと交換が必要ですが、盤の穴あけ加工は不要です。
制御電源DCタイプ、制御電源ACタイプ、制御電源不要タイプもシリーズ化(Nシリーズ)
Nシリーズは機種によって既設盤の制御電源設備の条件により制御電源をDCタイプ、ACタイプ、制御電源不要タイプが選択できます。
Vシリーズの更なる高信頼化
Vシリーズは単独でトリップする機種では、PCTの後段から回路を2重化することで更に高信頼性を確保しています。
実績・効果
シリーズごとの採用実績
Nシリーズは主に一般産業、需要家、Vシリーズは原子力発電所など高信頼性を必要とされる設備で実績を有しています。
省エネルギーへの寄与
既設誘導形からの置き換えにより低負担化並びに電力設備の省エネルギー化に寄与しています。また、入力回路及び制御電源回路の低負担化を実現し、周辺機器の省力化も実現しています。
保守の簡素化
デジタル化することで自己監視機能が可能となり、異常検出すると共に異常表示、機種によっては警報出力機能を備えた事で保守の簡素化に貢献しています。
用途一覧
工場
- 受変電設備
- 他
ビル・マンション・
商業施設
- 受変電設備
- 他
発電所・受配電設備
- 受変電設備
- 他
病院・研究機関
- 受変電設備
- 他