混触防止板
変圧器のQ&Aを区分ごとにまとめてあります。該当する区分を下記より選択してください。
変圧器のQ&Aを区分ごとにまとめてあります。該当するものを下記より選択してください。
混触防止板
- 混触防止板付変圧器の場合、混触防止板を接地すれば、二次巻線は接地しなくてよいか?
- 高圧または特別高圧から低圧に変成するものは、混触防止板を接地すれば、二次巻線は必ずしも接地する必要はありません。ここで、低圧の対地電圧が300V以下の場合は、一端接地ができます。
400V級の△結線の場合は、一端接地はできません。
- 混触防止板の使用目的について?
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混触防止版の主な使用目的次の通りです。
- 高圧・低圧間の混触防止 高圧側で短絡事故が発生した場合、低圧側への事故波及を防止することができます。
- 電流側からのノイズ流入防止 静電誘導作用が70~80%低減できるので、ノイズの流入防止が図れます。
- 電気設備技術基準の接地工事 省令では対地電圧が300V超過する場合、人体保護のため二次側電路の接地を義務付けています。一端接地が不可能な場合、混触防止板にB種接地を施すことで省略できます。