過負荷運転

変圧器のQ&Aを区分ごとにまとめてあります。該当する区分を下記より選択してください。

変圧器のQ&Aを区分ごとにまとめてあります。該当するものを下記より選択してください。

過負荷運転

  • 変圧器の過負荷運転について
  • 変圧器は、その運転条件によっては定格以上の負荷をかけても寿命を損なうことなく運転できます。このような場合の運転指針として、電気学会技術報告「油入変圧器運転指針」「乾式変圧器運転指針」が発表されています。
    なお、過負荷運転を行う場合は、次の限られた条件のみ許されています。
    1. 過負荷運転時以外の負荷率
    2. 周囲温度および運転時間等
    条件によっては1ランク上の容量を適用せざるを得ず、その場合以下を確認する必要があります。
    1. 過負荷率、運転時間、過負荷前の平均負荷率および周囲温度
    2. 既納TRの形式、試験番号
  • 100kVAの変圧器を8~10時間過負荷運転したいがよいか?
  • 原則として出来ません。(電気学会発行の『変圧器過負荷運転指針』をご参照ください)
    50%出力で連続運転後、113%8時間が限度となります
  • 変圧器の過負荷運転はどこまでできるか?
  • 最大150%となります。その場合の条件は、電気学会発行の『変圧器過負荷運転指針』によります。
  • 変圧器の短時間過負荷耐量はいくらか?
  • 通常運転に於ける短時間許容過負荷耐量を下図に示します。この許容耐量は、過負荷前の平均負荷率および運転時の周囲温度によって異なるので過負荷率および時間の選定の際にはそれらを調査のうえ決定してください。
    短時間許容過負荷耐量の画像

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