東芝耐圧防爆形モートル
 

東芝耐圧防爆形モートル

爆発性ガスまたは蒸気のある場所で電気機器を使用する場合には、爆発による人命、施設などの災害を防止するために、防爆形電気機器を使用する必要があります。 東芝は永年の経験を生かした新しい技術と最新の設備によって安全性・信頼性の高い防爆形モートルを製作しています。

東芝耐圧防爆形モートルとは

耐圧防爆形モートルは万一、モータ内部で爆発が起きた場合でも、容器は爆発圧力に耐え、また火炎も外部のガスに点火波及しないような構造となっています。 主に爆発ガスの存在する化学工場や各種プラントなどの第一類危険箇所に使用されます。

特 長

スキマ寸法管理による消炎作用

軸貫通部や接合面のスキマ管理を行い、モータ内部で爆発が起こっても炎が外部に出ません。

爆発に耐えうる耐圧容器

爆発圧力でモータが破損しません。(モータ自体が耐圧容器)

モータ構造は専用設計

構造は耐圧防爆専用設計です。(巻線内容は非防爆と同一)

防爆構造:d2G4

防爆構造:d2G4
対象:ガス・蒸気
適用危険箇所:第一類危険箇所及び第二類危険箇所

インバータ駆動

インバータ運転で回転速度-トルク制御範囲は1:10(6~60Hz)の100%定トルク運転が可能です。
また、耐圧防爆モータのインバータ駆動は専用モータとなります。(商用運転はできません)

インバータ駆動 画像

採用メリット

高い安全性

電気機器の一般用防爆構造に関する工場電気設備防爆指針を適用し容器、錠締構造、端子箱、軸受など十分考慮し、製作しており、温度試験、構造検査での機能を厳重に確認しています。
きわめて安全性が高いことから安心してご使用いただけます。

小形・軽量

効果的な冷却構造によって、小形・軽量となり、据付、取扱も便利になっています。

すぐれた特性

長年継承してきた東芝モートルの技術により、始動特性、運転特性ともに優れた特性を発揮します。

用途一覧

工場

工場
  • ポンプ・送風機
  • コンプレッサ
  • 工作機械・運搬機械
  • 動力伝達装置

発電所・受配電設備

発電所・受配電設備
  • ポンプ(産業用途限定)

耐圧防爆形モータ 仕様表

2極-0.2~45kW、4極-0.2~45kW、6極-0.2~30kW

インバータ駆動 標準仕様表:4極-0.4~45kW

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